迫力満点!吉田の火祭り

毎年8月の26、27日に開催される、吉田の火祭り。
正式名称、鎮火大祭としている吉田の火祭りは、例年、多くの参拝客で賑わい、多くの方々が訪れています。

吉田の火祭りは、26日の暮れ方に、高さ三メートル大松明70本前後に、一斉に明かりが投下され、町中が炎に包まれる、非常に迫力満点のお祭りです。
深夜までその日は耐えること無く、夜更けまでお祭りが続けられ、美しい松明の明かりによって、町中が照らされ続けるでしょう。

27日には、神輿の後に続いて高天原を廻る、すすき祭りと呼ばれる催事に移行します。
艶やかで美しい神輿の姿に圧倒されることはもちろん、高天原を廻るタイミングでは、毎年多くの観光客が大興奮することでしょう。

このように、お祭りの特性上、お祭りの当日は交通規制がかけられます。
車で通ることが出来ない場所が増加しますので、催事にお越しの際には、公共交通機関を利用する事をおすすめします。
また、駐車場そのものもほとんど数がありませんので、出来るだけ公共交通機関を利用しましょう。
電車を利用の際には、富士山駅まで向かい、そこから徒歩で会場まで向かいます。
歩いてすぐ、点火スポットまで到達することが出来ますので、時間帯によっては美しい松明の明かりを、目の当たりにすることが出来るかもしれません。

松明の明かりの他にもイベントたっぷり

吉田の火祭りでは、松明に明かりをともすだけでは無く、様々なイベントが時間帯によって行われています。
御神輿の移動を初め、太鼓によるパフォーマンス、浅間神社における諏訪神社祭、神楽奉奏など、様々なイベントが行われるでしょう。
その年によって行われる行事が異なることもありますので、事前に確認することが大切です。

タイムスケジュールは、公式ホームページで細かくチェックをすることが出来ますので、事前にデートコースを考えるのにはぴったりです。
何時からどこで何が行われるのか、わかりやすいくマップに記載されていますので、デート前には必ずチェックをしておきましょう。

宿泊施設も早めに確保が大切です

吉田の火祭り開催時は、周辺の宿泊施設の利用が急激に増えます。
宿泊施設から美しい松明の明かりを見たいと考えている観光客が多いためでしょう。
日帰りでは無く宿泊をする予定がある方は、周辺施設は早め早めに申し込みを行いましょう。

また、富士山駅から来る場合は、お祭りで長居をしてしまうと、終電を逃してしまう事が多いため注意が必要です。
ついつい松明の明かりを見続けていたら、電車に間に合わなかったという事態を防ぐためにも、余裕を持った行動を心がけましょう。
せっかくの雰囲気を台無しにしてしまわないために、しっかりと計画をしてください。