恐竜

藤子・F・不二雄ミュージアムの魅力

藤子・F・不二雄先生(以降F先生)が描いたドラえもんの原画5万点を展示・公開されています。
広大な敷地に造られた館内には、作品原画や関連資料を中心にF先生が生み出したキャラクターに触れられます。
来館・入館時の注意点として「ねずみの入館はご遠慮してください」とあります。
ねずみがNGなのはドラえもんが苦手だからでしょうね。このような遊び心を大切にしています。

入館時、音声ガイダンス装置「おはなしデンワ」が渡されます。スピーカーの音声を直接耳に当てて聞く仕様ですが、イヤホンにも対応しているので、準備しておくといいでしょう。
館内はいくつかのエリアに分かれており、撮影禁止のエリア展示室Iでは、「ドラえもん」「パーマン」「キテレツ大百科」などの作品のカラー原画が常時展示されています。
また、F先生の仕事机が展示されており、巨大な本棚や大好きだった恐竜のフィギュアに囲まれていて、当時どのようにまんがを描いていたのか想像をかきたてられます。
2FにはF先生の切り絵作品を元にしたオブジェがあるどうぶつたちの部屋があり、その先の展示室IIには期間限定の企画展が開催され、貴重な原画や資料を見られるので必見です。
F先生の作品が読めるまんがコーナーやF先生の父親としての一面が展示された先生の日曜日から先生のやさしが伝わります。
ミュージアムでは、15分ほどのオリジナル作品が上映されています。ここでしか見られないので、お見逃しなく。
キッズスペースもあるので、小さなお子さんが楽しく遊べるスペースも設けられています。
展示室IIの奥のテラスには「きこりの泉」というオブジェにはレバーがあり、このレバーを上下すると「きれいなジャイアン」が登場します。思わず何度も動かしてしまいそうです。

ミュージアムの3Fにはミュージアムカフェがあります。F先生のキャラクターにデコレーションされたオリジナル料理やスイーツを味わえます。
インスタ映えするメニューばかりなので見た目でも楽しめるでしょう。
人気の施設で行列になることも。入館時に整理券を貰っておくとスムーズには入れます。

屋外にはミュージアムの自然を楽しめるはらっぱという屋外スペースがあります。ドラえもんに出てくるおなじみの土管やどこでもドア、恐竜のピー助が展示されています。
土管は子どもたちに大人気のスポットで土管に入ったり登ったりできるので、ドラえもんの世界へ行った気分になれるでしょう。

基本情報

所在地 神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
開館時間 10:00~18:00
休館日 毎週火曜日、年末年始
アクセス
  • 小田急線およびJR南武線登戸駅より川崎市バスによる直行便が運行