日本三大祭として知られる天神祭

日本三大祭の一つとして、毎年130万人もの人が集まるお祭りが、天神祭りです。
大阪の大阪天満宮を中心として行われる天神祭りは、毎年現地の方だけでは無く、観光客も賑わうイベントとして人気を集めています。

お祭りの最中には、様々なイベントが行われており、いずれのイベントも活気に溢れ、天神祭ならではの雰囲気を持っています。
その中でも珍しいイベントとして知られているのが、天神祭ギャル神輿です。
ギャルみこしではその名の通り、一般応募で集まった女性によってみこしが担がれ、大阪天満宮に宮入を果たします。

通常は男性が担ぐことが多いみこしだからこそ、女性が担ぐことで、イベントに華が添えられ、自然と華やかな雰囲気を醸し出しているといえるでしょう。
みこしの重さはなんと200キロもありますが、例年パワフルで美しい女性たちによって、みこしは無事に宮入を果たすのです。

船に乗船して行われる、水上祭

お祭りの最中には、船渡卸と呼ばれる催事も注目されています。
船渡卸では、100隻あまりの船に乗船し、神様に人々の暮らしを見て頂く、水上祭が行われるのです。
実際に船に乗船をしている姿は非常に貫禄があり、威厳に満ちあふれている人々の姿を見ることが出来るでしょう。

神様にご覧頂く目的で船が出されますが、その船の持つ雰囲気、厳かな雰囲気を一目見ようと、川沿いには多くの観光客が集まります。
100隻余りもの船が、航行する様は、なんとも言えぬ迫力を持ち合わせており、思わず息を飲んで見守ってしまうかもしれません。

大迫力の美しい花火、奉納花火を忘れずに!

天神祭の大きな目玉として知られているのが、神様にご覧頂く目的で打ち上げる、奉納花火です。
奉納花火では、総数3000発以上ともなる色とりどりの花火が打ち上げられ、夜空を明るく照らします。

大川を挟んで二カ所から打ち上げられますが、いずれの花火も正に圧巻。
夏の夜空を彩るにふさわしい美しい光景は、カップルで見るにはぴったりと言えるでしょう。
宿泊施設の場所によっては、宿泊先にいながら大迫力の花火を見ることも出来ますので、観光の際には是非とも早めに施設を予約して置くことをおすすめします。

もちろん宿泊先からでは無くても、迫力のある花火はどこからでも見ることが可能です。
次々と打ち上げられる花火に、思わず話すことも忘れて見とれてしまうという方も少なくないでしょう。

花火が打ち上げられた後も、現地では屋台などが継続してでている事がほとんどですので、花火が終わってからも、お祭りの雰囲気を楽しむことも出来るでしょう。
大阪の熱い夏祭りを楽しみたいという方にこそ、天神祭はおすすめです。