鉄道博物館の概要

埼玉県さいたま市大宮区にある鉄道博物館は、JR東日本の創立20周年を記念して2007年に作られた施設です。
鉄道博物館では、日本国内はもちろんのこと世界の鉄道に関係した資料を見ることができ、鉄道システムの向上を体感したり、車両の実物を観察したりすることができます。
シミュレーションなどを使って運転も体験できるので、鉄道ファンはもちろんですがファミリーやカップルなど、どんな人が行っても楽しめるスポットと言えるでしょう。

車両が展示されているスペースには、線路があり実際の営業とコネクトされています。
そのため車両の入れ替えが可能になっていて、何回行っても楽しめるデートスポットです。
施設のリニューアルや増設なども定期的に行われていて、飽きさせない工夫がたくさん必要な資料も展示されているので、重要な博物館として世界からも認められている施設です。

鉄道博物館の特徴とは

この鉄道博物館の特徴は、何と言っても展示車両が非常に多い事です。
一番古い車両では、国鉄の元祖となった1904年製造の車両が観察できます。
他にも国指定重要文化財に指定されている車両や、国鉄で初めての本線用国産電気機関車など、非常に貴重な車両がたくさん展示されています。
最新の車両なども合わせて36両が展示されており、日本で一番大きな鉄道博物館として知られています。

さらに、鉄道博物館には日本最大級のジオラマが展示されています。
横幅は23m、奥行きは10mと日本最大級の大きさであるジオラマは、開館当時から展示されている人気のスポットのひとつです。
さらに2017年のリニューアルによって仕切りのガラスが撤去されたので、より間近で見られるようになりました。

列車線路はもちろんですが、風景にもこだわりがあり、商店街や自動改札機などかなりリアルに再現されています。
鉄道ファンでなくても、ついつい見入ってしまうこと間違いありません。

鉄道博物館へのアクセス

電車で鉄道博物館に行くなら、JR大宮駅から埼玉新都市交通ニューシャトルに乗って、3分の鉄道博物館駅で下車しましょう。
そこからは、あと1分ほどで到着します。

大宮駅でこのニューシャトルに乗り換える際は、一度改札を出る必要がありますが、北改札を出るとすぐに、鉄道博物館にちなんだ名前が付けられた通路が現れます。
それに沿って歩けば、迷うことはないでしょう。
大宮駅は大きなターミナルなので、少し迷ってしまうかもと不安になるかもしれませんが、北改札から出れば問題ないでしょう。

さらに、鉄道博物館は駐車場が完備されています。
291台の収容スペースしかないので、週末や大型連休の際はかなり混み合ってしまうことがあります。
駐車場は開館時間の1時間前にオープンするので、混雑を避けたい場合には早めに行くのがおすすめです。