重要無形民俗文化財として指定されている八戸三社大祭

青森県八戸の代表的イベントとして知られている、八戸三社大祭。
毎年7月31日から5日間、八戸市中心街を各自が山車で練り歩き、夏祭りとしては最大規模ともいえるお祭りが開催されます。

およそ300年もの歴史を誇るこちらの八戸三社大祭では、毎年シーズンの間、100万人以上物人が出入りをします。
青森県といえば、ねぶた祭を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、それに匹敵するほどの迫力と熱気を持つお祭りであるといえるでしょう。

7月31日の前夜祭と、8月4日の後夜祭では、山車の一斉展示が、1~3日にかけては、それぞれの山車の行列が行われます。
いずれの山車も豪華絢爛、迫力のあるイベントが盛りだくさんで、ついつい圧倒されてしまうこと間違いありません。

個性豊かな御神輿と活気ある練り歩き風景

八戸三社大祭では、非常に様々な山車が練り歩き、それぞれの山車によって、個性豊かな装飾が施されています。
どの山車も豪華絢爛、煌びやかで、カメラのシャッターを切り続けずにはいられなくなるかもしれません。

山車だけでは無く、お囃子の部分にも注目。
各山車の周りには、お囃子を鳴り響かせながら、各団体がイベントを盛り上げようと、それぞれの個性を輩出する演出をつけています。
日本ならではのお祭りの雰囲気を味わいたいという方に、ぴったりのお祭りといえるでしょう。

事前準備をすることで、お祭りを思う存分楽しめる

八戸三社大祭では前述の通り、非常に多くの観光客で賑わいます。
そのため、思い立ってなんとなく向かうと、手痛いしっぺ返しを食らってしまうこともあるでしょう。
思いっきりお祭りを楽しむためには、事前準備を行なう事が大切です。

まずは、山車の通るルートの確認です。
山車が練り歩くルートを事前に確認しておかないと、見当違いな場所に行ってしまい、せっかくの山車を思う存分見ることが出来なくなってしまいます。
どのようなルートで山車が練り歩くのか、事前に公式サイトをチェックして、自分たちが通るルートを決めておきましょう。

また、前夜祭と後夜祭以外の日程では、有料観覧席が用意されています。
美しい山車の様子を、ゆったりと座りながら観覧することが出来ますので、人混みを出来るだけ避けたいという方にはおすすめでしょう。
お祭りの雰囲気をのんびりと味わいたいという方にも、こちらの席はおすすめです。
こちらの席は事前予約を行わないといけませんので、事前に申し込みを忘れないようにしましょう。

そして、宿泊をする場合には、早い段階での準備が必要です。
シーズンの間は、近隣の宿泊施設はすぐに埋まってしまいますので、出来るだけ早めに予約をする必要があります。
宿泊施設の予約をせずに向かうのは自殺行為ですので、絶対に止めましょう。