人を好きになることができないのは悪いこと?

惚れっぽい人がいる反面、人を好きになれないと悩んでいる方もいます。
異性に対して好きになれない方もいれば、性別問わず人を好きになるのが難しいと感じている方もいるようですが、それに対してネガティブに思っている方も少なくありません。

何とかして、人を好きになれる人になりたいと願いつつ、なかなかそれができずに自分を否定してしまう方もいるようですが、こういったタイプの方が悪いというわけではありません。
なぜなら、人を好きになれなかったとしても、デメリットばかりではないからです。

人を好きになれないデメリットは、人との距離を縮められない、打ち解けられず孤立しやすいなどいろいろあります。
とくに、友人がほしい方や、恋人を造りたい方にとってはマイナスなのかもしれません。
しかしながら、いつもフラットな気持ちで暮らせたり、傷つくリスクを減らせるなどのメリットがあることも事実です。

人を好きになれない意外な理由

よく、自分に許可している範囲でしか、他人を許すことができないと聞きます。
つまり、自分に厳しい方は、どうしても相手にも厳しい目で見がちなため、許すキャパが少なくなってしまうということです。
そのため、人を好きになりにくいのは、自分に厳しいことが理由になっている可能性もあります。

また、今までの人生において、人と関わったことで深く傷ついたことがあったり、めんどうなことに巻き込まれてしまったりした経験がある方も、保身が強くなり、人を好きになれなくなることもあります。
また同じように、悲しい思いをしたくないため、無意識、あるいは意識的に他社を自分の心のテリトリーに入れないようにガードしてしまうのです。

自信が無い

自分に厳しすぎるがゆえに、自分を肯定できず自信が無い方もいます。
また、幼少期から否定され続けてきた方も、自信が無い方が少なくありません。
この場合、自信が無いことであえて人と関わらないようにするタイプと、人一倍努力して良く見せようとするタイプがいるのですが、いずれにしてもいつも緊張しているため、自然な付き合いができにくくなります。

もしかしたら、人を好きになれないのは、自分のことを好きになれないことが原因になっているかもしれません。

あまあまでいこう!

人を好きになれない背景には、圧倒的な自己肯定感の低さがある場合が多いです。
まずは、自分にたくさんOKを出して、自分を認めることから始めてみるのも良いでしょう。
自己肯定感を上げることができないと思ったら、そんな自分を責めるのではなく、それでもいいと自分を許してみてください。
それが、本当の意味での自己肯定感アップにつながるはずです。